希望の光を灯せ。
働き方改革が声高に叫ばれる昨今、
教員界のブラックさが指摘されるようになった。
そして、
その渦中にある現場はどうなのだろうか。
「あの先生は仕事ができないから、遅くまでやってるんだよ。」
「あの先生はろくに仕事もせず、毎日早く帰っちゃうんだよ」
「雑だからなぁ。。頼りにしない方がいいよ」
そんな声が聞こえる
現場もあるんじゃないかと思う。
時間に追われ、
協働を忘れる日々。
正直、僕は早く帰ろうが、
遅くまで仕事をしようが、
あまり興味がない。
問題なのは、
「今の働き方を自分が本当に気に入っているのか」ということ。
そして、
「自分の働き方が、全体にとって正の作用を起こしているのかということ」だと思う。
この二つは大事な視点だと思う。
もちろん早く帰ることができれば、
自己研鑽やリラックスすることに時間を投資することができ、ポジティブサイクルを産むことは容易となる。
もし他の人の働き方に文句を言いたくなったり、エンドユーザーである子どもたちにとってポジティブな作用を起こせていないのなら、自己の働き方を見直す必要はある。
今の学校現場の破綻したシステムの「先」を目を澄ませて見据えよう。
働き方改革のムーブメントが、
飽和状態になった後の世界を考えよう。
一億総批評家の時代。
少し歩けば、棒にあたる。
そんな皮肉に溢れた世の中だ。
今の時代に必要なのはありがちなアンチテーゼや、ニヒリズムじゃない。
そんなことは、誰にだってできる。
いつの時代も世界を変えうるのは、
小さくても決して消えることのない
希望の光だ。
僕らは、
僕ら一人ひとりの力を決して甘くみてはならない。
と、誰かが言っている夢を見た。